「チヤ」って
ネパール人の友人の家に行くと、
「チア、飲む?」
と必ず聞かれます。
私がチアが好きなのを知っているからです。
すかさず、牛乳を差し出して、
「飲みます!」
いつも、チヤを入れてくれるので、牛乳持参で行くことに決めています。
チヤって?
インドでいうチャイのことです。
ネパールではチヤと呼びます。
以前、ネパールで1泊2日のトレッキングに出かけた肌寒い早朝に、
壮大な山々を眺めながらスーッと澄んだ空気の中でフーフーさましながら飲んだ
チヤの美味しさが忘れられません。
もともとチャイとは、商品にならないカスの紅茶を
インドの人がいかに美味しく飲めるようにするかを考え
砂糖とスパイスを加えて作ったものなんだそうです。
ミルクティは沸騰したお湯で茶葉を蒸らしてからカップに注ぎ、
ミルクと砂糖を後入れしますが、
チャイはミルクで茶葉を煮出して作るので深みと濃さがでます。
スパイスの複雑な味が混じり合って、
独特のチャイ風味がクセになります。
お邪魔するお家やお店それぞれにスパイスの種類なども違うので、
その違いを楽しむのもいいですよ。
また、このスパイスにはいろんな効能があるんです。
○滋養強壮
○血行促進
○消化促進
○殺菌
○整腸作用
○リラックス
○安眠
○抗酸化作用
○利尿作用
○覚醒作用
○健康回復など
す、すごい!!
インドの暑さを乗り切る(ネパールも大陸気候のため寒暖差があり、昼は暑い!)には、
理にかなった飲み物なのです。
山を登るときの栄養、塩分補給に塩入のチヤを飲むこともあるとか。
まだまだ残暑の厳しい日本でも、ぜひ、チャイで暑さを乗り切りましょう!!
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